2023.12.24.

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クリスマスにNが丸鷄を焼いてくれた。丸鷄は「生き物だった」ことがかなり残っていてちょっと怖かった。丸鷄をオーブンで焼いたものを初めて食べた。美味しかった。丸鷄が潰れないよう、中に詰めたジャガイモも美味しかった。

Nがクリスマスに作ってくれたごちそうの写真。
他にもピザを買ってきて食べた。

クリスマスチキンといえば思い出すことがある。実家にいた頃、クリスマスチキンがそのまま残飯に捨てられていたことがあった。
「クリスマスに家族団欒」を演じたい母がチキンを焼いた。それを父がナイフで切った。しかし、原因は何だったか忘れたが(しょーもないことだと思う)母が父にブチ切れ、母がチキンを残飯に捨てた。
その日の晩御飯は結局何を食べたんだっけ。確か飯抜きだったような気がする。特に悲しいとか寂しいみたいなことは思わなかった。またか、という麻痺した感覚だった。でもチキンが残飯にそのまま捨てられている様が強烈に記憶に残っている、ということは、やはりショックだったのだろう。

Nが拵えてくれた料理はどれも美味しかった。義弟義妹と通話を繋いでドラクエをやったりした。二週間以上前からずっと書いていた義母への手紙もようやく書き終え、封をし、切手を貼った。

願わくば、来年のクリスマスも美味しい晩餐にならんことを。わたし含めみんなが、残飯に捨てられるクリスマスチキンに出会わずに済むことを。願わくば。

愛を込めて。メリー・クリスマス。

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