20241020〜1026 期日前投票DONE

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1020 眠くて仕方がない。緊急性のあるものがあらかた片付き、荷解きが一段落した。逆に何をしたらいいのか分からなくなってる。たぶん身体を休めるべき。今日は久々に13時過ぎまで寝て昼寝もした。

昨日日記を書きながら、自分はかなりのSNS依存症なんだという自覚が出てきた。美術館に行ったり筋トレをしたりしたい。文字では表せない感情の塊を浴びて無力感を味わいたいし、身体を虐めて肉体が生きてることを実感したい。まあ今は、なにはともあれ引越しでの疲れを癒やすべきなんだけど。

ようやく普通に生活できるくらいに部屋が整い、今日配偶者が初めて台所を使った。一週間くらいずっと外食やコンビニ飯だったので、配偶者が作ったごはんは久し振りで美味しかった。満たされる。

鮭とじゃがいもの味噌汁が石狩鍋みたいで美味かった。

1021 「引越しました。新住所はこちらです。」というLINEをしている。配偶者(身内)以外と喋るのが久々すぎて喋り方全部忘れた。引きこもりがラーメン屋に行ったら券売機システムが分からないのに似てる。似てるか? 本当に? でもこういうのって失敗しながら筋トレみたいに鍛えていくしかないよねと思う。

失敗するのを過度に恐れる傾向がある。その性質のせいで買い物も苦労する。払う金額と失敗するリスクを恐れるあまり一つの買い物を決定するのに時間がかかる。し、疲れる。

森の魔女(だとわたしが思ってる人)から引越し祝いのケーキを贈ってもらった。魔女が手ずから焼いてくれたパウンドケーキ。さつまいもとごまのパウンドケーキが二本、りんごと紅茶のパウンドケーキが一本の計三本をもらった。配偶者が帰ってきてからさつまいもとごまのパウンドケーキを食べる。レンジで温めてから食べるとさつまいもの甘みとごまの風味がほどけて溶け合って一つになって喉を通っていくようで、美味しすぎて怖かった。飲むように食べられる魔法がかけられてる? 一瞬で一本の六割くらい失くなってて怖かったし、目を離した隙に配偶者が完食してた。

部屋を片付けながら『MIU404』で出てきた「ようやく人間らしい生活ができるようになって」という台詞を思い出す。生活保護を受給しながらしていた暮らしとセットで思い出す。この台詞を聴いたとき、まだわたしは生活保護を受給していなかったけど。「ようやく人間らしい生活ができるようになって」……。

「生活保護を受給していた頃の生活のことを忘れたくない」と認めてから、当時の生活のことや当時と現在との距離感について考えることが増えた。

魔女のパウンドケーキ

1022 今日は日記に書くことない。

1023 昨日は日記を書く気分じゃなかったので書かなかった。疲れていたので掃除やら整理やら荷解き作業やらはお休みとし、身体を休める。

魔女からもらったパウンドケーキを食べる。紅茶とりんごとナッツのパウンドケーキ。アーモンドやナッツがあまり得意ではないのだけれど、このケーキにはナッツが必要だというのが分かって美味しかった。なんだろう、味の総合的なバランスがいいんだと思う。

長くて鬱陶しかった前髪を切る。思ったより短くなっちゃったかも。まあ、どうせすぐ伸びるからいいか。額の長さが人より広い自覚があるがそれでもすぐ前髪が目の下まで伸びちゃう。髪の毛の代謝が早いんだろうな。それとももっと短いスパンで手入れをすべきなのか? 分からん。前髪の扱いって本当に分からないし前髪セルフカットも向いてない。苦しい。

段ボールに入ってた本を本棚に入れる作業をした。疲れた。本棚に本を入れながら『さんかく窓の外側は夜』の主人公三角のことを考えていた。三角は本屋のバイト(三角って真面目で仕事出来るのに何で正社員じゃないんだろう)をしている。占い師・迎との初対面のとき迎に肩を殴られて「明日赤文字系のくそ厚い雑誌のくそ厚い増刊平台に盛らなきゃいけねーのに」と言う場面がある。今考えるとこの場面の迎は完全に顔を殴りそうな気迫があったのに肩を殴ってるのって容赦してるし人がいいよね。赤文字系の雑誌って何?(※女性雑誌のことらしいです。)

〈本が好き〉と〈本屋で働くのに向いてる〉って全然一致しないのおもろい。

1024 あんまり日記を書く気分じゃない。肉体がクタクタだ。眠い。

今日期日前投票行っちゃおうかなと思ってたけど肉体がクタクタすぎるので断念。

何となく母親のこと、というか具体的な何かではなく田舎とか地元とか自分を縛るものについて考えてるけど、書けることがない。(縛られていて苦しいという話ではない。)

肉体、結構つらいかも! 休むしかない。

肉体の余裕の無さが精神にも侵食しはじめてる。音楽を聴いて寝る。マジでクタクタすぎてびっくりしちゃうな。風邪でも引いたのかな。

なんかこう。自分の性質とか気質に近い部分の感覚と、社会経験や後付けの知識から学習した感覚があって、そこのズレによって生じる……有り体に言えば「本心としてはAだがBに“なりにいってる”」状態がある。例えば「本当にはこれっぽっちも気にしていないが、(気にした方がいいから)不安になりにいってる」状態とか。そういうズレた状態を引越しの前後くらいからずーっと、あるなあ、と思ってる。
「社会経験や後付けの知識から学習した感覚」って書いたけど、別にズレるのはそれだけじゃなくて「育ちや育てられ、慣れから生じる癖」とズレてるパターンもある。「本当にはそんなことをしたい訳ではないが、慣れや癖として悲しんでいる振る舞いをしている」など。
まあ、そこから発展する話は今のところ特にない。

『さんかく窓の外側は夜』で幼少期の非浦英莉可のお付として逆木が選ばれたときのシーンがある。そのとき既に死霊使いの才能から非浦英莉可は父親に売られ、母親からは遠ざけられてしまっている。ヤクザの逆木は「今日からおれたちは気に食わねぇ奴らの決めたコトに従わなきゃならない 大事なのはそれが自分の決めたコトじゃねぇって忘れねぇコトだ」と教える。
このシーンは非浦英莉可の回想シーンとして登場する。恐らくこれを言われた当時の非浦英莉可にこの言葉の意味は分からなかったのだろう。自分が何に巻き込まれ、どういう状況にあったのか、正確には把握していなかっただろう。逆木は彼女がそれらを分かるはずもない、同時に守られるべき子どもであるからこそ教えるのだ。「大事なのはそれが自分の決めたコトじゃねぇって忘れねぇコトだ」と。

それが自分の決めたコトじゃねぇって忘れねぇコト。本当にそうだよね〜。

1025 引越してから二週間?くらい経とうとしてる。

引越し作業とか荷解きとか日々の家事とか全般そうだけど、なんかスイッチが入るときがあって、スイッチが入るとやり込もうとする。流れに任せていろいろできるのはいいんだけど元来体力がないので体力ゲージ度外視でやるとばたんきゅ〜してしまうので、こう、上手くバランスを取りたいですね。

エネルギーがネガティブな方向に走ると〈やらなきゃいけないこと〉が次々と襲ってくるけどエネルギーがポジティブな方向に走ると〈やりたいこと〉のアイディアが次々と湧いてくる。どちらにしろ体力ゲージを度外視してるモードなのでいい感じにセーブしつつバランスを取りたいね……。なんか全体的に躁鬱の躁の話みたいだな。

引越したばかりのとき「新居が好きで掃除や作業がめちゃくちゃ捗るし元気だけどいつか魔法が解けそうで怖い」ということを日記に書いた。今もその恐怖はある。新居に来てから概ね元気に過ごしているが……というか、概ね〈人間らしい生活〉ができているが、いつそれを失うのか怖い。これって一生怖いのかな。わたしに〈人間らしい生活ができなかった記憶〉がある限り怖いのかもしれない。恐怖しながら生活することも健全じゃないかもしれないが、恐怖を忘れることも恐ろしいことだと思う。怖いことっていっぱいあるね。ビビりだし。押入れ開けるとき毎回(何か居たら困るな)と思ってるし。

1026 期日前投票に行く。当日の投票会場と期日前投票の会場だと後者の方がアクセスがよいので行く。

布団を干したりシーツとかタオルとかのでかいものを洗ったりしたいんだけど、曇天つづきで微妙。徒歩圏内にコインランドリーがあることだけが救いかも。洗濯日和が増えてほしい。

昨夜寝る前うとうとしてるときに不意に思い出した光景があって、これどこだっけと考えていたら親戚の家を渡り歩いていた時期の記憶だと思い出した。家出した直後しばらく親族の家を転々と居候していた時期があったが、どの家も最終的にはここにいるべきじゃないと感じていた。そういう、帰る場所がなかった期間が数年間ある。
恐れてるのってそれなのかもな。「帰る場所がなくなったらどうしよう」という恐れ。

期日前投票DONE。引越した時期の関係で前の自治体の選挙区に投票しなきゃいけなくて、新居からのアクセスが悪いのでクタクタに疲れた。なんか今日めちゃ曇ってて低気圧っぽいのも具合が悪かった。

ご褒美に13日に発見したラーメン屋に再度行く。今日は餃子も付けちゃう。相変わらず美味い。この辺に用がある人がいたらここのラーメン屋をおすすめしたい。餃子は野菜多めの餃子だったが噛むとじゅわっと水分が溢れ出てジューシーだった。

お近くにお越しの際は是非このラーメン屋に来てください。おすすめです。

肉体がクタクタのクタで帰宅したのに訪問セールスが来て嫌だった。

「自分自身は働いてないままに他人からの厚意で贈られるお金や物を躊躇いなく受け取ってるのをやめたい」というのがあり、何重にも呪いがかかってる。働いてる人たちが羨ましい。大学卒業したり社会で働いたり、そういう〈普通〉のことができてる人たちが本当に羨ましい。し、自分がそういうことをできないのを「怠けてるから」って言われたらなんも反論できねーなとずっと思ってる。自分が現状〈カレシに養ってもらって何もせずに済んでる女〉だと言われたらなーーんも言えることなんかありませんわなアーアーアーこの話やめよ。

寝る。(am.2:44)

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