20241006〜1012 犬はいいよ

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1007 昨日日記書くの忘れた。引越しの準備を進めている。部屋を片付けてるのか散らかしまくって破壊してんのか分かんなくなってきた。

常日頃の掃除ができないタイプだからデカいものを動かして埃が舞ってるし、そのせいで目が痒くなってる。掃除、今までやればできるタイプだと自負していたが、いい加減できないと認めた方がよさそう。やればできるが常日頃やらないのは「できない」と言って差し支えないので。

眠すぎる! なんかあんまり眠れなかった。つら。なんかマジで疲れすぎて身体がクタクタ。

1008 本当につらすぎて日記もまともに書けない。精神的に追い詰められているのを感じる。

兄から連絡が来る。子猫の引き取り手を探しているとのこと。生後二ヶ月のちいちゃなサビ猫だった。写真や動画を送られてメロメロになるが、引越し先は犬のみ可の賃貸だし何より配偶者が猫アレルギーだ。モニョモニョしてる間に子猫はあっさり引き取り手が見つかったらしい。さよなら。

精神的に不安定なところに小さき命の話をされて気持ちをどこに持っていったらいいのかよく分からなくなった。よく犬飼いや猫飼いがペットを飼い始めたきっかけとして「初めて会ったとき運命を感じたから」という理由を挙げるが、わたしのサビ猫へのメロつき方は運命と呼んでも差し支えなかっただろう。まあ話は流れたんだけど。

そういえば実家はわたしが産まれる前に犬を飼っていたらしい。父親の犬で、チビという名の白い雑種だった(と思う。確か)。父親はよくチビとの思い出話をしていたが、母親からチビの話を聞いたことはない。一緒に住んでたんじゃないのか。よく分からない。

「まあなんやかんや言うて引越し作業間に合うやろ笑」の気持ちと「引越し作業間に合わなかったらどうしよう」という不安が波のように押し寄せて来る。この期間がいちばん苦しいかもしれない。不確定の可能性だけがある。
一人暮らし→同棲への引越しのときは今よりもっとひどかった記憶がある。ストレスで味覚障害になり、ゴムみたいなファミチキを食べてた。

精神的に追い詰められていたので、今日は引越し作業をやらないと決める。ピザまんを食べて、そうめんを食べて、ドーナツとコーヒーを飲む。引越し作業の過程でホテル泊の日があるので泊まりの準備も同時進行でやらなきゃいけない。

1009 Twitter(X)が性犯罪性犯罪性犯罪女性蔑視差別差別差別差別で苦しくなってきた。インターネットやめろ。

1010 父親にLINEでチビのことを聞く。今まで知らなかったような話が出てくる。「犬はいいよ。全力であなたがたを愛してくれる。一緒にいた時は気付かなかったが、オレって愛されてたんだな~と今は思う」というようなメッセージが来て、心底よかったなと思った。愛されていたと感じられる記憶が父親にあってよかった。

つらい!!!!!!!!!!!!!!!! 「超越的な解決方法なんかなく、先の見えない現状を愚直に淡々とこなしていくだけ」と唱えることでなんとか保とうとしてる。

1011 (am.2:35)精神的に追い詰められすぎて日記も書けないような日々が続く。外出してない(常に引越し段ボールに囲まれ、引越しのことを考え続けている)状況がまずいと思い、深夜の散歩に出かける。長めの散歩をしたら少しスッキリした。

不確定な未来や自分の一存では決められないことが重なり、それらを上手く整理できずにイライラしていた。とりあえず明日(もう今日だけど)は市役所に手続きに行く。家電は実店舗で見る。その他諸々も今のところ大丈夫。というか、今慌てたところでできることがない。

QuizKnockがショート動画で「共通テストまであと100日 受験生へ応援メッセージ」みたいなの出してて、QuizKnockを観ている視聴者層に現役の高校生がいることに毎度新鮮に驚くし、怖いと思う。

不安が自分を覆いそうになったときの対処法としてテトリスをやってみたけど、所感としてはテトリスってある程度のテクニックを覚えたらあとは慣れなので何も考えずに積む方がよくて、ラジオ流しながらやってニュースの内容にイライラしてるときの方が下手だった。でも「何も考えずにテトリスを積み上げてる時間」は、なんかこう、自分の思考の立体感が失われているみたいに感じて、対処法として向いてる状況と向いてない状況があるなと思った。

配偶者が最近気温は下がったけど電車の中とか職場は暑いということについて、「職場でジャケット着てないの俺と北大出身の後輩だけ」と言っていて、都会に降りてきた熊すぎてウケた。

「引越し作業やってもやってもやってもやっても終わらん」と呟いた瞬間(前の引越しのときも「引越し作業やってもやっても終わらんから所持品全部燃やした方が早い」っつってたな)と思い出した。
配偶者がほとんど一人で台所の整理と掃除をした。もう食器棚や戸棚は空っぽらしい。冷蔵庫の中身もほとんどないらしい。
自分が作業してないのにどんどん荷造りが進むの、逆に不安になる。どの作業がどのくらいの進捗なのかを把握してないのですることが何にもないし、中途半端にいても邪魔な人になっちゃう。何かしなきゃと思うけど途方もない気持ちになっちゃって何もできね〜となって時間が経過した。

市役所で一通りの転出の手続きを済ませた。

1012 (am.5:31)寝れなすぎ キツ

引越し作業進捗。ベッドを解体して捨てに出したり、冷蔵庫やら戸棚やら引き出しやらの中身を空にしたりした。作業としてはほとんど終わってる。しんどい。寝たい。

正直、疲れすぎて頭が回らない状態なので、上手く文章が書けない。纏まらない日記を書く。

大川ぶくぶさんが描いたSplatoonのイイダのファンアートが、ゲーム内のイイダよりも明るい肌の色で黒人差別だと言われていた。ぶくぶさんは既に謝罪のpostをしている。それに対してイイダの声優をやっているAlice Peraltaさんがファンアートを「かわいい」と言い、自身のミックスルーツにも触れた上でpostしていて、よかった。よかったとかいう言葉に纏めていいのか分からんけど。

ぶくぶさんのファンアートが多様性を排除するものだったかどうか、という問いよりも「“ポリコレ”がフィクションをつまらなくした」という物語を信じていたい人たちの方が厄介だなと思った。

引越し作業の進捗を後で見返せるようにちゃんとメモしておけばよかったと思うが、わたしがやった作業よりも配偶者がやった作業の方が圧倒的に多く、他人がやった作業のことなんか知らね〜と思う。引越し作業そのものが疲れる、というのもあるけど、他人“と”作業すんのマジで向いてないなとしみじみ実感する。向いてないというよりも慣れてないと言うべきか。
配偶者と共同生活をしていても他人“と”生活すんのマジで慣れてないなと折に触れて思う。他人と共同生活をしながら健全さを保つ努力をし続けるのって果てしない。
他者を他者として尊重し自他境界線を決して踏み越えたり踏み躙るような真似はしたくないと思っている。他者がわたしをどう思っていようが関係なく、わたしがわたしに課すことだ。それは生まれ育った実家への反抗やら反省やらも大いにあるが、同時に、そういう環境で育った自分が染み付いた手癖として同じ過ちを犯してしまうんじゃないか?、という可能性に常に怯えてる。
以前読んだ漫画のワンシーンで(漫画自体は下らね〜と思って途中で読むのをやめた)ずっと父親の影に隠れて家事ばかりやらされていた母親が可哀想で、自分のパートナーにはバリキャリの女性を選んだ男性が、いつしかパートナーの影に隠れて家事ばかりやる、母親と同じ立場になってしまっていた、というのがあり、それが本当に怖くてよく思い出してゾッとする。わたしもいつかあれだけ嫌悪した母親のコピーになるのでは?
子が親に“似る”とか、子が親を“倣う”とか、本当に怖いし呪いですわなと思う。義家族はしばしば、恐らく家族仲の良さから無防備にそういう表現をすることがあって、その度に慎重な気持ちになる。

引越し作業してる最中、自分と全然違う他人、視点も考え方も生活習慣も体調や体力も全部違う他人と同じ空間で生きているのってキモいかもな、と思った。わたしなら絶対に休む場面で配偶者は休まないし、わたしが面倒臭がるような作業も配偶者はズバズバやっていく。「わたしだったら」という定規の始点がまず間違っていることは分かる。しかし理性とは離れたところで、理解不能な他人が怖いかも、と思う。

(ここ数日、疲労でどんどん追い詰められていくと理性で分かってることや自分の中の社会性と実際にできることや欲望がどんどん乖離していく感覚が明確にあって怖かった。)

自分の中に無意識レベルで他人を思い通りに操りたいという欲望があるのを知っている。こんなやつは他人と共同生活を送るべきじゃないと思う。罰されたい。でも誰もわたしを罰してはくれないだろう。罰されることで安心したいだけなので。そんなものは罰ですらない。

キツ。寝ます。一週間の日記纏めるやつ今週できないかも。

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